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深さは地表面から震源までの距離をあらわす。因みに震源までの距離は深さを考慮したユークリッド距離であり、例えば深さ10?に震源がある場合は、直下に震源があっても震源までの距離は10?、さらに地表面で10?離れたところの震源までの距離は約14.1?となる(図3−1参照)。本システムでは、深さは0.1?単位で入力可能である。
規模は発生する地震のエネルギー量を表しており、単位はマグニチュードである。システム上では事実上、上限なく数値入力は可能だが、想定する場所(震源モデルや断層形態の違い)などにより、発生する地震の規模には上限が存在するため、入力のときには考慮する必要がある。

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図3−1 震源までの距離の算定モデル

 

 

 

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